胸骨圧迫訓練評価システム「しんのすけくん」とは
「しんのすけくん」は質の高い胸骨圧迫を実現するために、正しい胸骨圧迫のやり方を「誰でも」「簡単」「手軽」に学ぶことができる製品です。
■ 特長① 聴覚、視覚によるリアルタイムフィードバック
圧迫位置、圧迫深さ、リズム、リコイル、デューティーサイクル、CCFなど、聴覚と視覚を通じてフィードバックを得られるので訓練効率が非常に高いのが特長です。
■ 特長② JRC蘇生ガイドラインに基づいた評価
JRC蘇生ガイドライン2020に対応しています。ガイドラインに則した活動を行うには、目視や勘ではなく、客観的に評価・訓練できる機器が必要となります。しんのすけくんは有効な胸骨圧迫が実施された回数を正確にカウント、通常のCCFに加え「有効CCF」の自動計算を行います。
※評価項目の判定基準は、任意で設定が可能です。
胸骨圧迫の要求項目 | ガイドライン2015・2020 |
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圧迫深さ | 約5cm(6cm以下) |
リズム | 100~120回/分 |
リコイル | 胸を完全に元の位置に戻す |
デューティーサイクル | 記述なし |
圧迫位置 | 胸骨の下半分 |
胸骨圧迫比率(CCF) | 少なくとも60%以上 |
出典:
「JRC蘇生ガイドライン2015」(2015年10月 一般社団法人日本蘇生協議会)
「JRC蘇生ガイドライン2020」(2021年6月一般社団法人日本蘇生協議会)
■ 特長③ 要求項目ごとに点数化
訓練終了後には自動で点数が表示されます。何が良くて、何が悪かったのが数値でフィードバックされるので、次に気を付けるポイントなど振り返りを行う際に非常に便利です。
- 胸骨圧迫訓練を要素ごとに評価し総合得点を表示します。
- 改善点が明確となる為、改善点に特化した訓練が可能となります。
- 訓練者のモチベーションUP、評価者の負担低減が期待できます。
■ 特長④ 下地が柔らかくてたわむ素材の上でも正確に評価
マットレスやストレッチャーなどの、下地が柔らかくてたわむ素材の上でも正確に評価できます。床上で行うのと感覚が異なる環境の中でどのくらいの力で胸骨圧迫を行えば良いかが分かります。
加速度センサ 半導体センサ |
赤外線センサ | しんのすけくん 圧力分布センサ | |
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圧迫位置の可視化 | |||
ストレッチャー上 移動対応 |
■ 特長⑤ 圧迫位置の可視化(『胸骨の下半分』の確実な圧迫)
カラーマッピングと音声ガイダンスにより、目視ではわからないわずかなズレを認識、修正可能。
■ 特長⑥ 場所を選ばずワンランク上の訓練が可能
1.安心のデータ自動保存機能
データは訓練後に「SR無線化ユニット」内のmicroSDカードに自動で保存 されます。保存されたデータはPC用ソフトウェアでも再生できるため、訓練の 振り返りに役立ちます。
2.複数の機器への接続が可能
1台の「SR無線化ユニット」を複数の表示機に接続が可能です。また、市販の Wi-Fiルーターを使用すれば複数の「SR無線化ユニット」を1台の表示機で 制御できます。
表示機複数台× SR無線化ユニット1台 |
表示機1台× SR無線化ユニット複数台 |
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SR無線化ユニット | ○ | × |
SR無線化ユニット+市販のWi-Fiルーター | ○ | ○ |
3.表示機を選ばないブラウザ表示
画面表示にはインターネットの閲覧に使用する「ブラウザ」を使用するため お手持ちのスマートフォンやタブレット・PC等で、使用することが可能です。