営業職 N.C2022年入社(新卒)
Interview
大学で中華圏やアジア圏の研究をしていたこともあり、2年間台湾の大学に留学していました。そうした経験もあり、就職活動では海外拠点を持ち、グローバルに活躍ができる企業をリサーチ。その他にも、人と話すことが好きだったので「B to Bの営業職」もひとつのキーワードにして、業界を問わず顧客と深く長く関係性を築きながら、一緒にビジネスを作っていくような仕事がしたいと考えていました。
まずは商社として70年以上の歴史があり、企業として安定感があること。そのうえで若手のうちから活躍のチャンスがあるというのが大きな魅力でした。実を言うと、当初は大手企業を中心にエントリーしていたんです。しかし、当社の説明会で営業部長の話を聞き、「大きな組織の一人として働くより、自分で考えてバリバリ動ける方が性に合っているな」と感じ、第一志望が一気に変わりました。
自分のやりたい仕事ができるというのが一番でしたが、それ以外にも選考フローの初期段階で催された先輩社員との座談会も決め手の一つに。先輩に仕事の進め方やお客様の特徴、取り扱う商材についてなど色々お話を伺ったところ、「君はきっとお客様と良い関係性をつくれるよ」と背中を押してもらいました。また、営業メンバーの8割が文系出身で、半数以上が海外での業務経験があると知り、自分にもチャンスがありそうだと期待できたのも大きかったです。
入社2年目から大手建設機械メーカーを担当し、お客様への訪問やヒアリング、提案、お問い合わせ対応などに取り組んでいます。建設機械は油圧で動くことが一般的で、油を通す高圧ホースが重機1台あたり百何本と使われています。人間で言えば血管にあたるこの高圧ホースが、我々部署のメイン商材です。さらに金属製品や樹脂成型品などの副商材も幅広く取り扱っています。
また、インドネシアの工場と日常的にやりとりをするなど、グローバルな業務にも取り組んでいます。
わたしの場合はちょっと特殊なのですが、入社1年目に仕入先に出向させてもらい、製造の現場でモノづくりのイロハや商材の基礎知識を学びました。製造の方々と関係性を構築することもできましたし、当時の経験が営業をするうえでのベースになっています。
とはいえ勉強に終わりはありません。建設機械の仕組みや構造などについても精通する必要がありますし、分からないことは都度メモを取り、自分で調べ、それでも分からない場合は先輩や上司に相談して理解を深めています。当社にはゴム以外にもさまざまな分野の専門家が集まっており、親身に教えてくれるので本当に助かっていますね。
やはりお客様から直接、「ありがとう」「また頼むよ」と言っていただけるのは大きな喜びです。ただ、個人的に一番嬉しいのは、困りごとが見つかったときに「フコクさんで何とかならないかな?」と最初に相談してもらえた時。競合他社もいる中で、自分を信頼してもらえたんだと感じると「絶対にお力になりたい」と力が入りますね。もともと人間関係を大事にする営業がやりたくて入社したので、まさに自分がやりたかった仕事が実現できています。
わたしの所属部署は部長を含め9名ほどのチームで、業務のことはもちろんプライベートのことも親身に相談に乗ってくれる方ばかりです。それに、若手やベテランを問わず社員の意見を歓迎する文化が根付いており、わたしのアイデアもしっかり受け止めて、アドバイスをしていただくことも少なくありません。「わたしもこんな上司や先輩になりたい」と思える方ばかりですし、本当に人に恵まれているなと思います。
ぜひ自信を持って選考に臨んでください。わたしの場合は後悔しないように、「企業が就活生を選ぶ」ではなく、「自分が企業を選ぶ!」くらいの強い気持ちで就職活動に取り組んでいました。皆さんがやりたいことが叶う環境と出会えることを祈っています。そのうえで海外ビジネスに興味がある方や若いうちから活躍したい方は、フコク物産で一緒に頑張っていきましょう!
今のお客様を担当して間もない頃、お客様より困りごとのご相談をいただきました。そこで会社に持ち帰り上司に報告したところ、部署一丸となって要望に応えようと一致団結。先輩方が関係各所に交渉・調整にあたり、わたしは物流を担当するなど、チームでお客様の困りごとを解決しました。実務を通して上司から生きた交渉術や調整力を学ぶことができたのは、大きな財産になっています。
いつかは海外拠点で営業活動をしてみたいですね。海外拠点は少数精鋭の人材で構成されているそうなので責任あるポジションを経験するチャンスでもありますし、わたし自身のバックボーンもきっと活かせるはず。手を上げればチャンスがある会社だと思っているので、上司にも事あるごとに海外への意欲をアピールしています。将来、海外マーケットで当社が取り扱う商材を発信できたら最高です。
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