特徴・製品ラインナップ
SRソフトビジョンシリーズは柔軟導電性エラストマー:スマートラバー技術を応用して開発された体圧測定器です。耐久性に優れた柔らかい触感のセンサシート、シンプルな接続とわかりやすいソフトウェアによる高い操作性、幅広いラインナップと優れたコストパフォーマンスが特徴です。医療・介護の褥瘡予防のための体圧測定や、リハビリにおけるバランス評価、椅子やマットレスなどの製品開発における評価検証など、色々な用途にご使用頂けます。
仕様・機能一覧
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SRソフトビジョン各種のセンサシートについて、サイズ、圧力測定範囲などの仕様、機能についてまとめています。表示用端末についての推奨環境(必要スペック)もご確認頂けます。
SRソフトビジョンの用途例
体圧測定器を使うとどんなデータが見られるのでしょうか?クッションの素材や座り方によって体圧分布はどう変化するのでしょうか?
実際の計測データを載せています。
SRソフトビジョンを使った褥瘡予防の見える化も提案しています。
SRソフトビジョンを使った研究発表
SRソフトビジョンは臨床現場での体圧測定だけでなく、様々な研究の分野でも使用されています。車椅子のシーティングや寝たきりの方、障碍者のポジショニングや手術室でのポジショニング、リハビリ分野でのバランス確認や体動センシング、ロボット開発分野など、幅広い分野での実績をご紹介しています。(論文や研究発表の表題のみご紹介しております。)
プロも認めた有用性
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株式会社シーティング研究所
代表取締役 木之瀬隆氏 - シーティングでは車椅子クッション選定・適合において圧分布測定が基本となっています。
また、クライアントの評価として座位能力評価、身体機能評価を行います。
簡易に体圧分布が測定できるSRソフトビジョンが開発されたことでシーティングの支援やベッド上での褥瘡予防がより進歩すると考えられます。一般的には圧分布測定装置は高価な精密機械として扱われてきましたが、SRソフトビジョンはリーズナブルな価格でパソコンがあれば誰でも簡単に体圧分布をみることができます。
また、センサーシートも従来品は慎重な扱いが必要でしたが、このシートは素材もやわらかく伸縮性にすぐれており気軽に現場で使用できます。
今後、リハビリテーションにおけるバイオメカニクス的な活用も広がることが期待されます。
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岡本宏二先生
一般社団法人ふくしまをリハビリで
元気にする会 理事長 - リハビリ現場を中心に色々な場面で使用しています。
その人にあった訓練や介護について検討する際に非常に役立っています。
リアルタイムで非常に簡易に体圧分布状況がわかりますので、以下のような場面で役立てています。① 姿勢保持、座位や立ち上がり状態の評価
② 褥瘡の予防
③ 変形による姿勢の状況評価や予防
④ 動作後の姿勢保持の状況変化評価
(どのような動作がどのような効果があるのか?)
⑤ バランス反応の様子との整合性
⑥ 介護道具や素材の適応状態
⑦ 装具等のチェックアウト
等々…まだ他にも用途はたくさんありますが、実際のADL(日常生活動作…例えば、食事や排泄や着替えや歩行等々)の様々な場面において、その動作の適応状態を測り工夫する一つの指標に使えると言うことが最大の利点です。また、セラピストが行っている訓練や、介護方法の適応について見直すきっかけとなります。臨床現場でリハビリや介護の可能性や結び付きの効果判断をするツールとしても有効です。